界面活性剤って⁉︎【トリートメント剤編①】

W.O.P!をご覧の方になっていただいている方に楽しくキレイになれる情報をお伝えするBIHATSUです
前回、シャンプー剤に入っている界面活性剤についてお話しさせて頂きましたが今回はトリートメント剤に入っている界面活性剤についてです

前回のおさらい
前回にシャンプー剤に入っている界面活性剤にはアニオン界面活性剤と両性界面活性剤が使われているというお話しをさせて頂きさらに成分名についてもお話しさせて頂きましたが実はトリートメントにも界面活性剤が入っています 
洗浄成分にしか入っていないじゃないの⁉︎と思った方ぜひご覧になっていただけたらと思います

トリートメントの役割と成分
そもそもトリートメントってどんな役割をしているかというと当たり前かもしれませんが「整える」「補う」です
そして使われている成分は基本的には
下記の成分が入っています
①カチオン界面活性剤
②油剤
③コンディショニング成分

カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤は自分の持つプラスの性質によって髪のマイナス部分に強く結合します
プラスの手の反対側は親油基と呼ばれ油と同じ構造になっています
その為に油分が着き毛髪全体が油の膜で覆われたようになります
プラスの手の周辺は親水基の為水をつなぎ止めることができるため静電気の発生を抑えることができます
このような作用の結果トリートメントをすると髪全体が柔らかくしっとりと落ち着くようになります
(髪はダメージするとマイナスの電荷を帯びてきます)

トリートメント コンディショナー リンス の違い
そもそもトリートメントとコンディショナーやリンスは何が違うのでしょうか?
①リンス
毛髪表面のキューティクルを整え滑りや滑らかさを与える
②コンディショナー
毛髪表面を整え内部にコンディショニング成分を与える
③トリートメント
内部にしっかりとコンディショニング成分を補給し毛髪を健やかにする
とくに最近はトリートメントを使用するものが多いように感じます
トリートメントはカチオン界面活性剤や油剤が毛髪の表面に吸着し毛髪をなめらかにします
また油分やアミノ酸、毛髪保護タンパクが毛髪内部に浸透し毛髪を健やかな状態にします
これらの成分を求める質感やダメージに合わせて使いわけます

次回
トリートメントの構成成分について代表的な3つを挙げさせて頂きましたがシャンプー剤の時とどうように上記のような成分名での記載はありません
次回はその表示成分について触れさせて頂きそれぞれの役割について触れていきたいと思います

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