サロンカラーとホームカラーの違い【後編】

W.O.P!をご覧になられている方に普段ふと疑問に思うことや髪に関する情報をお伝えするBIHATSUです

前回のおさらい
前回から〇〇〇知恵袋等で良く見かけるホームカラーとサロンカラーの違いについてお伝えさせて頂いています
前回は前編ということでそもそものカラー剤の仕組みについて簡単にお伝えさせて頂きました
今回は後編ということでサロンカラーとホームカラーの違いについて触れていきます

2剤の使い分けができる
染料の入った1剤に種類があるのと同じように2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあります
しかしホームカラーには1剤は1種類しか入っておりません
これはどういうことかというとダメージや髪の状態に応じで2剤を使い分けができないということです
ホームカラーでは高濃度の過酸化水素を染まりをよくするためにいれています
しかしサロンカラーでは美容師さんの技術がある為1〜6%の濃度の過酸化水素を使い分けています
ヘアカラーをする人の多くは月に1回など継続している方がほとんどだと思います
つまり髪の90%は既染部の状態です その上からカラーをしても残ったカラーやダメージによって色ムラや傷みができてしまいます
なかなかこのような事は美容師さんでなければできない為ホームカラーは高濃度の過酸化水素に統一されている場合がほとんどです

配合されているアルカリの違い
一般的にサロンカラーは髪や皮膚へのダメージを抑える為に揮発性のアルカリ剤(アンモニア水)をメインに配合しています
その為匂いは強く感じますが髪に残りにくいというメリットがあります
また最近のホームカラー剤は匂い対策の為匂いの少ないアルカリ剤(モノエタノールアミンなど)がメインで配合されています
匂いは少ないということは揮発しにくいということで髪や頭皮にも残りやすくダメージにもつながりやすくなります
ホームカラーをしていてサロンカラーより匂いが少ないと感じた方はこのような理由が原因が考えられます

カラーリング・テクニック
なんといってもサロンカラーには美容師さんの技術があります
上記のように元の髪色を考えてカラー剤を選定したり、ハイライトやローライト等の技術、その方に合ったカラーの選定等、絶対にホームカラーではできない違いです

終わりに
ホームカラーとサロンカラーの違いについて簡単にお伝えさせて頂きましたがいかがだったでしょうか?
ホームカラーには時間や金銭的な面でメリット等もあります
しかしダメージやデザインに対してまだまだデメリットは多いように感じます
最近のサロンカラーもさらに進化してより良いものとなっております
この良さを活かせるのも美容師さんです
ぜひカラーをされる際は担当の美容師さんに色々とご相談されてみてください





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