界面活性剤って!?【シャンプー剤編②】

W.O.P!をご覧になっていただいている方に楽しくキレイになれる情報をお伝えするBIHATSUです
今回は前回に引き続きシャンプー剤やトリートメント剤に入っている界面活性剤についてです


前回のおさらい
前回まではシャンプー剤においての界面活性剤の基本的な役割についてお伝えしましたが今回はさらに界面活性剤の種類や役割について触れていきます



界面活性剤の種類
前回親水基と親油基についてふれましたがこの2つはマッチ棒のような形をしており先端の丸い部分が親水基、棒の部分が親油基となっております
そしてこの丸い部分の親水基の状態により大きく4つの種類に分類されます

①アニオン界面活性剤(マイナスイオン)
特徴 泡立ちが良く洗浄力に優れている
活用 シャンプー剤 ボディーソープ

②カチオン界面活性剤(プラスイオン)
特徴 毛髪表面を整えて滑らかにする
活用 コンディショナー トリートメント マスク

③両性界面活性剤(両方のイオン)
特徴 洗浄力や泡立ちはアニオン界面活性剤に劣るが刺激が少なく髪や肌に優しい
活用 ベビーシャンプー

④ノニオン界面活性剤(イオンにならない)
特徴 油と水をなじませる作用が強く様々な化粧品に使用
活用 クリーム 乳液



シャンプー剤の活性剤は?
シャンプー剤の役割は前回で触れた通り洗浄がメインです
その為上記の中ではアニオン界面活性剤と両性界面活性剤が使用されます。
上記のマッチ棒の形をした界面活性剤がまず棒の部分(親油基)が汚れにくっつき先端の丸い部分(親水基)が水中に引っ張られ汚れ(皮脂等)がはがしとられます



おまけ
シャンプー剤の洗浄成分についてふれていますがもちろんシャンプー剤は洗浄成分だけではできていません
洗浄成分だけではきしんでしまったりするのでそれ以外の成分が入っています 
いわゆるここからは特に各メーカーさんの企業努力が見られる部分です
配合成分によって手触りや香り等の違いがでます
参考までに…
・界面活性剤
洗浄作用 汚れ落とす
・コンディショニング成分
きしみをなくす 髪の保護
・増粘剤
剤に粘度を出す
・毛髪保護剤 湿潤剤 
毛髪保護 補修
・香料 その他
商品特徴
・防腐剤
商品の安定 腐敗防止



次回
ここまでシャンプー剤に入っている界面活性剤の説明をさせて頂きシャンプー剤にはアニオン界面活性剤と両性界面活性剤が使われていると説明させて頂きました
しかし今お使いのシャンプー剤の成分表示を見ても上記の表示はされていないかと思います
実はさらに細かく成分名があります
この成分名により1番気になる効果効能が大きく変わってきます
次回はその成分について細かく触れていきますのでもし宜しければお使いのシャンプー剤の成分表示を見ながら記事を読んで頂けたらと思います


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