本来の髪色を決めるのは「〇〇〇〇」!【髪色編】

W.O.P!をご覧になっていただいている方に楽しくキレイになれる情報をお伝えするBIHATSUです。

今回は「そもそも髪の色って何で決まっているの?」その答えのヒントなるような情報です。



本来の髪の色を決めるのは〇〇〇〇!?

いきなりですが・・・答えはメラニン色素です。

前回の「毛髪構造編」でお伝えした髪の構造のメデュラ・

コルテックス・キューティクルの内、コルテックスに含まれている成分です。



メラニン色素について

メラニン色素は肌で聞き慣れた言葉かもしれませんが実は毛髪にも含まれています

ややこしいかもしれませんが・・・

毛母細胞に散在する色素細胞(メラノサイト)において、アミノ酸の一つであるチロシン

を原料としてメラニン合成酵素(チロシナーゼ)の作用により酸化重合されて作り出されます。



髪の色について

髪色はこのメラニン色素の種類と量によって決まります

【色素量】

色素量が多い  光を吸収して黒く見える

色素量が少ない 光の乱反射により白く見える

【色素の種類】

ユウメラニンフェオメラニンが存在

この2種類のメラニン量のバランスによって毛髪の色は決定します。

ユウメラニン  黒~褐色

フェオメラニン 黄~赤色

赤毛はフェオメラニンが豊富ですが黒髪やブラウン毛、ブロンド毛はフェオメラニンの量に大きな差が認められずユウメラニンの量の違いが影響しています

黒髪     フェオメラニン(少)ユウメラニン(多)

ブロンド毛  フェオメラニン(少)ユウメラニン(少)




メラニン色素の役割

前回に触れた髪の日焼けの話にもつながりますがメラニンには実は・・・・・

有害な紫外線(UV)を吸収し、頭皮や身体を守る働きがあります!


まとめ

上記のようにもともともっているメラニンの量によって本来の髪色は決まってきます

なのでカラーのアルカリ等によって元々のメラニンは分解され染料が髪に入り

カラーを楽しめています。(一部のカラーを除いて)

そのためこのメラニンや残留している染料を考えてカラーをしなければいけません

ぜひその際は担当の髪のプロである美容師さんに相談してカラーを楽しんでください♪


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